菱屋カレンブロッグ

【谷町おもしろ履物店のblog】

: 2021年1月

イノベーター

 縁があってアメリカにサーバーを持つOMOISHOPさんとおつきあいをしている。というかそちらのサイトで履物を取り扱っていただいている。さらにオリジナル草履の別注品も納品したところだ。  打ち合わせで来社された時、彼らは自社製品の「草履」をスニーカー代わりに履いていた。曰く「鼻緒付きの草履なんて履く機会がなかったけど、思ったより痛くないもんなんですね」  僕には新鮮だった。アタラシもの好きの若いアンテナが反応してくれたんだ。  半年前の夏、OMOISHOPの塚原さんは阪急メンズ館のPOPUPでうちの草履のこ

産学連携②「面談してきました」

 自然と足指でひっかけてつかむ構造なので、  グリップ力に優れ、運動効果がある。  歩行時のバランス調整にも役立つので姿勢が正され転倒防止につながる。  自然と足裏のアーチ型を形成するので血流や血圧が改善されて、  認知予防につながり冷え性やダイエットの効果が期待できる  「履物」ってどんな形が想像できますか?  そんなほぐし度合いやグリップ力を○○%アップの数値でエビデンスを取ろかっちゅう産学連携プロジェクト、昨日今日とキックオフされております。  2月にできるサンプルを大学さんにお渡しして実験開始。  

類似品コピー案件一つ解決

 EVA式草履は偶然できた。1999年頃に取り扱っていた軽装履きのスポンジ台をEVA素材の台に変えた。2001年のIFFで発表した。もう20年前だ。  発売から数年経ってコピー品が出てきた。意匠権や実用新案を取得しているわけではないので見知らぬコピー品メーカーを「訴えてやる!」ことはできないが、狭い業界なんだし一声かけてくれたら共同開発するなり対策できたのに、しらばっくれたり、開き直られると「ちょー待てよー」という気分になる。  そんな中、マナーの良い類似品メーカーさんが現れた。中国でEVA式草履を生産した

東京ミッドタウン店2代目シンボル!

 2007年3月30日オープンの東京ミッドタウン、の3Fにある直営店。木村英輝さんに2009年に描いていただいたしまうま3匹はお店のシンボルであります。同じフロアーの対面にあるサントリー美術館さんからも見通せるそのアーティスティックな存在感はキーやんさんにその絵を直接ガラス面に描いてもらおうと決めた僕の自慢でもありました。  時は流れて10年。店内のリニューアルを検討していました。しまうま柄でスタートしたブランドでありますが(当時のコンセプトは洋風和装)バッグメインから履物中心に業態も変わり、ちょうど「着物

産学連携①

 Zサンの意匠権と特許の申請は済んでいます。弁理士さんからは特許の方は1年以内に何らかのエビデンスがあると法的拘束力がさらに強固なものになりますとアドバイスをいただいていて、開発当初より血行促進や歩行矯正の効き目が立証されるなんらかのデータを模索しておりました。イメージはZサン使用前使用後のサーモグラフィーの写真です。このコロナ禍の中でよく見かける非接触温度計的なもので実験しても良かったのですが、やはり○○ドクター監修的なフォーマルデータが欲しい。  我ら千里高校の友人にもお医者さんはいるので彼らにお願いし

レザースニーカー #1

 2015年に礫翔さんとの本革素材企画が始まってからずっと靴を作りたいと思ってました。ちょうど奈良の紳士靴メーカーさんとつながってサンプルを作ってもらいました。出来も良くて気に入っていて今でも革靴を履かなければいけないときはそれを履いています。ですが、生産ロットの数量やそれを販売する流通が見通せず小休止アイテムだったんです、紳士靴。  その時もエイや!っと大阪人のやってみなはれ精神で量産しても良かったのですが、どうしてもスニーカーを作りたかった。レザースニーカー。ソールは革ではなくゴム系の履きやすい底素材。