Zサン 伝える§「塚原さん①」承
夏の終わりに塚原さんがお見えになった。大阪の高校からアメリカ行って1年間で英語をマスターしてそのままアメリカの大学に進学したとのこと。周りには世界中から同年代のアントレプレナー候補が集結してるらしい。独創的かつ如才なく。
4~5人のメンバーで運営している彼のアメリカ向けサイトの特徴は英語の言い回しであるということであった。西海岸のアメリカ人が好む単語、改行のくせ、フォントの質。僕でさえ経験がある海外で目にする日本語やフォントのあれ?って思うアノ違和感を感じさせないサイト作りを心掛けているということだった。「海外展開したいなー」と夢見てるだけでは意識したことがない視点だ。
彼のサイトへの当社製品の取り扱いを快諾し、というかこちらからお願いする勢いでカレンブロッソの海外販売が再スタートした。
打ち合わせ後近くのお好み焼き屋へ。実は新しく企画していた履物のディレクションもそちらでお願いできるかもというたくらみを忍ばせつつ。するとブランドプロデュースも手掛けているそうでweb制作専門家もデザイナーも在籍していて早速ポートフォリオを見せてくれた。
そのイラストのセンスが良かった。彼らのネットショップのロゴも彼の制作らしい。早速その新しいブランドロゴの打ち合わせをリモートでしましょうということに。そういうスピード感も心地よい。僕も彼らのスピード感に負けまいと「リモートミーティングの前日までにファーストサンプル直送しようか。ロゴ製作のイメージ想起に役立つでしょう」と提案すると、にべもなく「彼、アメリカにいるんです。商品サンプルは画面越しで」と即答いただいたのでありました。ご両親は日本人だけどずっとアメリカ在住のTAROさん。
塚原さんから心配を見透かされて「TAROさん日本語問題ないです」と勇気づけられ安心し「それはそうと塚原さんって何歳」と聞いてみた。「19歳です。2000年生まれです」というすがすがしいZ世代の方々と仕事を進めていくんです。これから。